春コンピやります！コンセプトを【春×30秒】にした理由
1曲30秒のコンピレーション企画「春を届ける30秒コンピ」、やります！
公募提出期限は2021年3月28日(日)23時59分、ジャンルフリーなんで気軽に参加してください。
詳しくは↑↑↑
なぜ春
テーマを春にした理由は、ニコニコ動画の音楽カテゴリで開催されていた春ニカ祭がめちゃくちゃ楽しかったからです。
ニコニコ動画はボーカロイドの登場により急成長したコンテンツだと思います。
それはまるで室町時代。
ボーカロイドのキャラクター性を作り手と聞き手の双方で共有することによって、お互いに “作りたい” “聴きたい”という「御恩と奉公」を発生させ、音楽に詳しい人もそうでない人もみんなが楽しめるジャンルとなったのではないでしょうか。
逆にゼロイチで作るオリジナル作品は検索に引っかかりにくいこともあり、あまり盛り上がりを見せていませんでした。
そんな中、颯爽と登場したのが春ニカ祭です。
コンセプトは”春とエレクトロニカ”。
参加要項は非常にゆるく、誰でも参加できる内容でした。
参加要項
1.ニコニコ動画へ、上記期間中に動画形式で投稿すること(映像・イラストの有無は問いません)。
2.動画タグにて、「春ニカ祭2013」を付けること(タグロック推奨)。
3.エレクトロニカ系統のオリジナル楽曲であること。
※とはいえ、エレクトロニカに該当するかどうかよく判らなくっても問題なし！
投稿者がニカだと思えばそれがニカ。迷ったら投稿！
4.NNI・VOCALOID・UTAUその他は問わない。
春ニカ祭2013 ニコニコ大百科より
完全なゼロイチの楽曲で構成される春ニカ祭はそれまでのニコニコ動画の流れから見ると珍しいコンテンツだった思います。祭りと称して一つのイベントとすることで、ボーカロイドと同じような”作りたい” “聴きたい”という関係を生み出しました。
テーマが季節、エレクトロニカといいつつ実質ジャンルフリー。
こうした、”入り口の広さ”は普段聴かないような音楽に興味を持つきっかけになったり様々な交流が生まれる可能性を持っています。
ということでKamataOrchestra第1回目のコンピレーション企画は、春ニカ祭のコンセプトを参考にしつつ、春をイメージしたジャンルフリーの曲というデカデカテーマにしました。
人間が手助けさえしてあげれば、京都の鹿さんや群馬の鳥さんたちも参加することが出来ます。
ちなみに僕が春ニカ祭で特に好きな作品は、超絶人気ブロガー ARuFa君による「はるにかわれば」です。
なぜ30秒
1曲30秒にしたきっかけは、以前自分が参加したotogi recordsさんによる30秒ポストロックという企画がめちゃくちゃ楽しかったからです。
“聴く側”にフォーカスした際、やはり短ければ短いほど、聴いてみようかなという気持ちになります。
また、”作る側”としても短ければ短いほど作るハードルは下がります。
気軽に作って気軽に聴けるということを考えた結果、やはり30秒だなとなりました。
CM楽曲のような、”短い尺の中でいかに魅せるか”を考えるのも楽しいかと思います。
そもそも音楽は1曲3,4分でなければならないというようなルールは無いんですよね。
TikTokを見ればわかるように、今は短い作品をどんどんスワイプして視聴するモバイルファーストの時代です。そうしたことを考えると、30秒の楽曲を集めてサブスクで配信するのが一番時代に合っているのかなと思いました。
皆、創れ！
というわけで楽曲募集中です。
今回は気軽さをテーマにしましたが、次どうなるかはわかりません。
1曲30分以上で咀嚼音限定のコンピレーションになる可能性も十分あります。
是非この機会に参加したほうが身のためです。
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