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【夏】金沢一人旅で幸福度100%達成

ヤカン

2021年7月

金沢駅に降り立った自分を待ち受けていたのは地面に埋まっているヤカンでした。

寿司

おそらくこのヤカンはトラップなので、寿司屋へ移動。

金沢は回転寿司ですらめちゃくちゃおいしいと聞いていたので駅の近くの「もりもり寿し」というお店に入りました。

神です。タブレットで注文する回転寿司屋さんなのですが、大将が握って直接お皿を渡してくれます。1皿200円~500円程で、そこそこ食べて合計2000円くらいでした。近所にあったら毎週通いたいくらい。どれも新鮮で、寿司とは魚の生命をいただいているということを改めて実感しました。

街へ

寿司屋からホテルまでの道中でも栗の下の部分が生えていたりと、トラップがいくつかありましたがなんとか到着。

今回のお宿は「ユニゾイン金沢」。部屋全体が木目調の色で統一されており、ポップで落ち着いた雰囲気です。

ここは百万石通りに面しており、どうやらこの通りが金沢の繁華街となっているようです。キレイなホテルやお店が数多く建ち並んでおり、とても都会的な印象を受けました。

翌日の着替えを持ってきていなかったのでとりあえずUNIQLOへ。

ここにも恐ろしいトラップが仕掛けられていました。

目を合わせずに通り過ぎようとしましたが、その瞬間痛烈な既視感に襲われました。そう、これはKamataOrchestraのメンバーが作った楽曲『Riana』のアートワークに使われているオブジェでした。不意打ちすぎます。

Vale · Riana (Vale Remix)

21世紀美術館

2日目、ホテルから21世紀美術館まで散歩。

金沢は道がとてもきれいです。最近ハマっている92914というバンドの曲を聴いて歩いているだけで多幸感に包まれました。

21世紀美術館に到着。

内装も外装も未来的です。中はカップルや親子連れの人たちで賑わっており、こうした空間が生活の一部になっていることがとても羨ましく感じます。

学校の授業の一環で制作された作品が展示されていたりと、金沢は人とアートの距離が近いという印象を受けました。

金沢城

21世紀美術館から歩いて金沢城へ。

圧倒的開放感。

街のど真ん中にこんな大きな城があって、すごいなあと思いました。アイスもとっても美味しくてすごかったです。

金沢大学

金沢城からバスで30分。山をぐわんぐわん登って金沢大学に到着しました。

同乗していた学生の人たちが皆、運転手さんにお礼を言って下車していたのが印象的でした。

この場所に来た理由は、アニメ『Angel Beats!』の舞台となっているためです。

いわゆる死生観をテーマにした作品ですが、金沢城よりもさらに高地にあり無機質な大学施設が立ち並ぶこの空間は、自然と人工が交わり天界と下界の中間地点のようなコンセプトだったのかなと感じました。そして敷地がとにかく広かった。キャンパス同士が橋で繋がっている学校は初めて見ました。

タコ

夜ご飯はタコでした。

3日目、川へ。

そして、寿司へ。

幸福度100%

3日間、綺麗なものだけを食べ、綺麗な景色だけを見たおかげで幸福度100%になりました。

振り返ってみると、ヤカンも栗の下の部分も、足のオブジェもトラップなんかではなく、この素晴らしい金沢の街を見守るお侍さん達でした。

この旅が終わってからの僕の夏は、部屋でアレが出まくったり、キャベツと思って買った野菜がレタスだったりと最悪な日々が続きましたが、金沢で過ごした3日間のおかげで2021年の夏は最高だったということになっています。

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